「噛んで食べる」について
あゆの塩焼き、長芋の煮物、煎ったクルミ、玄米ごはん・・・・・
このご飯のメニューは、私達のご先祖にあたる弥生時代の人達が食べていたメニューの一部です。
このメニューを女子大生が食べてみたそうですが、食べるのに平均41分かかり、咀嚼回数約2270回噛んでいたそうです。
そして現代食を例とした、チキンライスとブロッコリーサラダでは平均17分、咀嚼回数が約760回だったそうです。。。
弥生時代の人達は、一食の平均咀嚼回数が3900回以上!!
鎌倉時代で約2500回。
江戸時代で約1500回。
戦前で約1400回。
じゃあ現代は・・・?
まさかの620回・・・・・
現代人、噛まなすぎです。
もう噛むことを忘れちゃっているんじゃないの?ってくらい噛んでいませんよね。。。
私も人のことは言えませんが。。。
「咀嚼」するということは、噛んで食べ物を細かくするということだけではなく、噛むことで唾液の分泌を促して、食べ物の消化・吸収を助ける重要な役割があり、味覚の発達他にも、の活性化、虫歯予防、噛むことで顔の筋肉を使い表情も豊かになる、数えだしたらきりがないほど沢山の良いことが「噛む」に含まれているのです。
それをやらないなんてもったいないことをしていたんだ・・・!!!
自分が今どのくらいの咀嚼回数なのか、または普段食べている食材、味付けなども関係してくるので、今日ご飯を食べるときに意識してみてください。
弥生時代の人には敵わないけど、私も意識して頑張ります!!
野々宮 祥史 (ののみや よしひさ)
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