「昔にヘルニアを患ってからずっと腰が痛いんです…」
と言って来院される方が接骨院には沢山いらっしゃいます。
あとは
「整形外科でレントゲンを撮ったらヘルニアと言われました」
という方も多いですが……
そもそもヘルニアとは何かみなさんご存知ですか?
まずヘルニアというのは
「体内の臓器などが本来あるべき部位から脱出・突出した状態」を指します。
鼠径ヘルニア(脱腸)や臍ヘルニア(でべそ)などが一般的に知られていますが、整形外科的によくみるヘルニアは、椎間板ヘルニア(背骨のクッションとなっている椎間板の一部が押し出されて突出した状態)が一般的ですね。
この椎間板ヘルニアは腰だけ(腰椎椎間板ヘルニア)ではなく、首にも(頸椎椎間板ヘルニア)ありますし、背中(胸椎椎間板ヘルニア)にもあります。
症状としては、そのヘルニアが体のどの部分に発症するかによって異なってきますが、主に、神経を圧迫されることによって起きるしびれや、皮膚感覚が鈍ってくる、筋力が低下する、痛みは体の角度によっては激痛がはしったり、慢性的に鈍痛があったりと様々な症状があります。
ではなぜヘルニアは起こるのでしょうか?
症状が色々とあるように、原因も色々とあります。
その中でもよく見られる原因に
「日常生活からくる背骨・骨盤の歪み」でおこるものがあります。
みなさんはご自分のお仕事をされるときの姿勢って知っていますか?
デスクワークをされている方はきっと1日中座ったままで、背中を丸めてパソコンにむかいお仕事をされているでしょう。
車を運転されるお仕事をしている方も、お仕事中ずっと座りっぱなしになっていませんか?
偏った姿勢、ずっと同じ状態でいる姿勢、それがヘルニアの原因に繋がるのです!
悪い姿勢を繰り返していくと、背骨や骨盤はずれやすくなります。
骨盤がずれるということは体の土台が崩れるということです。
そうなると、それを支えようと体が歪む→背骨が歪む→歪んだ部分に強い圧迫を受ける→背骨のクッションとなる椎間板が押し出されてくる→ヘルニアが突出する→それをかばうためにまた体が歪む……
これではヘルニアだけてなく、歪みの悪循環も起こってしまいますね…
もちろん加齢的なものや、骨の老化でもヘルニアは起こってきますが、現代のヘルニアは「姿勢の悪さ」からくるヘルニアが圧倒的に多いです。
ではどうしたらこれを改善できるか?
それはやはり
「根本的な原因から正す」ことが重要です。
ご自分で日常生活の中で意識して姿勢を改善していく、普段から正しい姿勢を心がけるのが大切です。
ただ、正しい姿勢をずっと続けてできるかというと、体というのは悪い癖を覚えているので、なかなかすぐに改善するのはむづかしいです。
そこでしっかりと治療をいれて、体に正しい動きをつけて、正しい位置を教えてあげるよう治療していくと姿勢もよくなりヘルニアの症状も改善しやすくなりますよ。
ヘルニアの症状でお困りの方はぜひご相談ください。
野々宮 祥史 (ののみや よしひさ)
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