今日は『巻き爪』についてお話したいと思います!

実は、痛みがあるかどうかは別にして、巻き爪の方は一体どれくらいいるかご存知ですか?

なんと、10人に1人ぐらいの割合でいるそうです。

!(◎_◎;)

驚きの数字ですよね。

酷くなると、こんな下の写真みたいな巻き爪の方もいます。どうすれば、こんなに巻いてしまうの?と、言うぐらい巻いてますよね。

患者1 患者2 患者3 患者4

 

見るからに痛そうです!思わず顔をしかめちゃいますね。

何で、巻き爪になるんでしょうね。原因を探っていきましょう。実は、ハッキリと分かってないところもあるのですが、今の所分かってる原因は以下に挙げるものです。

①遺伝
生まれつき巻き爪という訳では無く、巻き爪になりやすい爪が遺伝していると言う事です。例えば、爪の形や固さが親に似てしまうんですね

②爪の切り方
巻き爪になる人によくあるのが、爪の切り方が悪く、深爪をしてしまうケースです。
深爪やサイドも丸みが出るような「バイアス切り」は一見爪は綺麗に見えますが、サイドの部分が短くなっているので、食い込みやすい傾向にあります。この切り方をすると、最悪な場合陥入爪になり手術に至るケースもあります。

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良い爪の切り方はスクエアオフやラウンドと呼ばれる切り方です。爪の端っこを丸く切らずに出して爪を切るようにして下さい。このような切り方をしてると巻き爪の防止になりますし、巻き爪になっても容易に矯正する事が出来ます。

③年とともに(加齢)
残念ながら、加齢も巻き爪の原因の一つと言えます。何故?年齢とともに体内の水分量は確実に減ってきます。爪も逃れる事が出来ません。爪は実は3層に分かれていて、特に最新の研究では爪の最下層が湿潤と乾燥を繰り返す事により縮む事が、変形の大きな原因である事が分かっています。

④履き物
履き物は言わずと知れた原因の一つですよね。一般的に言われているのは、ヒールやパンプスなどの先が細くなっている靴です。これは圧迫されて体重が掛かってくれば・・・、想像つきますもんね。でも、実はこれ以外にも原因となるのが幅広の靴や、サイズの大きな靴です。なんで?と、思われるかもしれませんが、サイズの合っていない靴を履くと足がとってもグラグラと靴の中で余計な動きをしてしまうんですね!その際に、ユビが捻れた状態で、そのまま荷重がかかったりすると巻き爪の原因になると言われています。

なので、結論

靴はやっぱり、サイズのピッタリしたものを履こう!

⑤スポーツや山登りなど
えっ!健康のためにやってるのにー!
なんて声も聞こえそうですが、やはり先程の靴の続きみたいな理由ですね。
当然、ランニングやサッカー、山登りも然り、勢いをつけて動いている中で、ストップをかけたりする動きは相当爪に負担をかけているんです。やはり、これを防ぐにはサイズのしっかり合った靴は勿論ですが、しっかり機能的な靴を選ぶ必要もあります。踵はしっかり硬く支えるように、ユビが曲がる部分でしっかり曲がる、靴の中心がグラグラ捻れたり曲がったりしないしっかりとした作りが必要です。
さらに、足の骨格を機能的にするようなインソールも併用すると、足の余分な動きが少なくなり巻き爪を防止できます。

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野々宮 祥史 (ののみや よしひさ)

野々宮 祥史 (ののみや よしひさ)

ののみや接骨院 院長 トップアスリートの治療に携わって培った技術でたくさんの方の「楽になったよ!ありがとう!」の笑顔が見れるようにがんばります!

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